過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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826:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(四国)[saga]
2012/09/14(金) 22:10:39.65 ID:5tOwSYuAO


浜面は昨日、実際には今日に日が変わってから真夜中に帰宅していた。

帰宅というのは実はおかしい。良くて居候、実態は一方通行の居住する部屋に押しかけて居座っているのだから。

浜面が部屋の前に立ったとき、流石に一方通行も打ち止めも寝ているだろうと思っていた。

浜面が合い鍵でドアを開けると明かりが点いている。

心配かけちまったかな、と浜面が部屋の中を見ると打ち止めはソファの上で寝息をたてている。

一方通行はと云うと浜面は目を剥くことになる。

三沢塾でとんでもない光景を目のあたりにしてしまった浜面の安全弁は狂っていたのかもしれない。

浜面「オイ、一方通行。お前何してんだ?そんなキャラじゃねえだろ」

普段では一方通行に絶対に言わないような言い方をした。

その声に一方通行はようやく浜面の帰宅に気づいたらしい。

一方通行はゆっくり浜面へと顔を向ける。浜面と目が合うとそのまま固まってしまった。

一方通行を知っている者なら絶対に信じないし、話しても笑われるだろう光景が広がっている。

一方通行の足下。ファミレスへと出掛ける前には無かった物が置かれていた。

一方通行の後ろでは大画面のテレビ。まあ、なんだろボーリングのピンみたいな物というかその物が映っている。

一方通行の手にはコントロールバー。

浜面「その何だ、打ち止めに買ってあげたのか?」

一方通行「………………。」

答えられないらしい。

一方通行の足下には現在作動中のゲーム機の他、あと二つ別のメーカーのゲーム機が並んでいる。

その隣には10センチ程の高さで積まれたゲームソフトが3列。

無能力者、浜面の頭脳は演算を始める。

一方通行は浜面が居なくなったあと打ち止めと間が取れず、ゲームでも買ってくれば勝手にやってるだろうと大量に買い込んできた。

知識はあっても経験のない打ち止めはゲームに悪戦苦闘。

一方通行は明日には打ち止めが楽しめるようにアドバイスするため一通りゲームを試行中。学園都市第一位の頭脳なら一通りやってしまえばアドバイスぐらい可能だろう。

ところが案外夢中になって一方通行は浜面の帰宅にも気づかない。

浜面に声をかけられる。

それが現在の状況と浜面は演算結果を出した。




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