過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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875: ◆evJdM4Cpzc[sage saga]
2012/09/27(木) 22:19:53.32 ID:n4L+M+6AO


美琴「……まだ、時間はあるけど始める?」

距離10メートルの対峙。

一方通行「実験のときみてェに、お行儀良く時間通り始めねェといけねェってンならともかく、呼んだのはオマエだ」

「好きにしろ」

美琴「ああ、そういうことになってたわね……」

一方通行はその物言いに違和感を感じるが、

美琴「それじゃ……一方通行ァーーー!!!」

已むなく受け入れた対決。一方通行を目の当たりにした時、湧き上がるのは激情。1万人の妹達を殺してきた一方通行への言い尽くせぬ思い。

始まる。

美琴の前髪、額のあたりから青白い雷光が弾ける。電撃の槍。

最初の一手。

迸る電撃の槍は真っ直ぐに一方通行を襲う。手加減無しの本気の一撃。同じ発電能力者が見ても怯え震える程の威力。

空間を切り裂き一方通行へと直撃する。

瞬時に跳ね返る。

来た道を戻る。戻る先には美琴。

美琴に当たるかに見えたところで青白い雷光は霧散した。

美琴「反射ってこういうことか……」

データで見た反射の実地での確認。

美琴「……なら」

再度、電撃の槍。

一方通行「何度やっても同じことだぜッ!」

一方通行はその場から動かない。

直撃。




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