過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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887: ◆evJdM4Cpzc[saga]
2012/09/30(日) 19:29:23.67 ID:r+r1J+3AO


話しが長引き終わった頃には昼前。

ファミレスから場所を変えて別の店で今さらということで少し早い昼食を取ることになり、ファミレスにはかなり長居をすることになってしまった。

浜面達が昼食を済ましてファミレスを出たときには12:00を軽く過ぎている。

絹旗を先頭に店を出る。その後ろに浜面と打ち止めが並び、最後尾に滝壺。護衛の役割を果たそうとしているのだろう、が

すぐに、

刺すような視線。

殺気と威圧。

絹旗「(張られてましたか。浜面、さっそく狙ってきたようですね。どちらを狙っているか分かりませんが、大人気ですよ、おそらく三方向から見られてますね)」

足を止めた絹旗が小声で話す。

浜面「マジかよっ!だったら、店にずっと籠もってたら良かったんじゃねえか?」

絹旗「(声が超大きいですバカ面、ずっと籠もりっぱなしなんてできないでしょうが!それに痺れを切らして店に踏み込まれたら対応が限られます)」

浜面「(それじゃ、どうすんだよ?)」

絹旗「(うーん、どうしましょうかね?)」

店内では気配さえ感じさせていなかったのに外に出た途端にこれである。

何処かわざとらしさがある。

逆の立場なら絹旗達ならばこの状況をどうするか、プレッシャーを与えつつ逃げ出すように仕向ける。

逃げる者の心理は隠れられる場所を探すか、人の目を恐れ避けようとする。

それは追う者にも都合が良い。標的が自分から人気の無い、邪魔が少ない、誰かに見られることの無い場所を選んでくれるのだ。




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