過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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◆evJdM4Cpzc
[saga]
2012/10/12(金) 21:40:14.56 ID:a3dfU3tAO
垣根「殴り合いの末、簡単に死んだことにしたいんだろな」
浜面「ホスト風天使のコスプレ野郎に殴り殺されろってか! ゴメンだなッ!!」
浜面が答えるとともに背後から鉄骨が回転しながら。
浜面「うをっ?」
浜面の頭上を飛びすぎ垣根へ向かう。
重量を感じさせる風切り音が唸る。
その重量、投げられた力、威力を容易く垣根の白い翼が軽く叩き落とす。
鉄骨は地面に打ち付けられ跳ねる。
グワッララッランンン!
垣根「ほう、今ので生きてんのか。肉体強化か?」
垣根の目線の先では絹旗が鉄骨を放り投げたあとの姿勢で立っていた。
絹旗「浜面!私が押さえます。フレンダを連れて滝壺さんと一緒にっ!」
垣根「テメェじゃ無理だ」
浜面がフレンダの首に左手を回し、右手で腰のあたりを押さえ抱え上げようとする。
向かう先、ゲートの方を見ると頭にヘッドギアを装着した少年が立ちふさがっていた。
ヘッドギアは普通に見かけるタイプではない。土星の輪の形で頭を一周している。360度にプラグが挿してあり、無数のケーブルがヘッドギアから伸びて腰のあたり、何かの機械に繋がっている。
明らかに普通の装いではない。通行人がふらりと覗いている偶然とは考えられない。
恐らくは浜面達を当初から追跡していた三人いた『敵』の一人。
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