過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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◆evJdM4Cpzc
[saga]
2012/10/15(月) 15:07:10.79 ID:4410W4WAO
他者のAIM拡散力場に干渉能力を奪う。言うは易し、行うは難し。
level3以下なら簡単に能力を乗っ取れそうな感触はある。
しかし相手はlevel5、そのまた第二位。
『自分だけの現実』の確立度が違う。
能力を乗っ取るにはAIM拡散力場に干渉、そこから能力者が持つ『自分だけの現実』に手を伸ばし滝壺の思うがままに動かせるようにしなければならない。
コンピューターにネットワークからハッキングを仕掛け、ハッカーが思うがままにするのと同じ。
ハッキングを受けるコンピューターの難易度が高ければ高いほど難しくなるのも同じ。
最高位近くにある垣根の頭脳、『自分だけの現実』。
垣根「面白いことするな、AIM拡散力場から干渉して俺の『未元物質<ダークマター>』を乗っ取ろうとしてんのか?」
余裕。
初の体験で有ろうに、その自信。強固な『自分だけの現実』に精神力。
揺り動かせても手を差し入れるまでいかない。
幸いなのはAIM拡散力場に干渉された状態で能力を使用する愚を分かっているのか、直接攻撃に出てこないこと。
傍目にはただ睨み合っているだけに見える。
乗っ取るまでは無理、ならばAIM拡散力場を乱れさせるだけ乱れさせる。
浜面が逆襲に出たとき、少しでも有利になるように、麦野と対決したときと同様に麦野が暴走してしまったように。
睨み合い、見えない攻防が暫く続く。
そして滝壺の体晶に蝕まれた身体に限界が来る。
身体から力が抜ける。力が入らない。高熱を発したように頭が朦朧とし始める。
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