過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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◆evJdM4Cpzc
[saga]
2012/10/15(月) 15:24:57.89 ID:4410W4WAO
『スクール』の狙撃手はその様子を隣の屋上から見ていた。
「アレでやられる、垣根じゃないと思うが」
手には狩猟用スリングショットが握られている。
彼の能力は投射された物を加速させ目標に命中させる力。『超電磁砲』に近似した能力。
破壊力は遥かに劣るが、射撃精度についてだけは自分が上だと彼は思っていた。
スコープで覗いたら映る十字にターゲットを捉える。そのまま引き金を引けば当たるというものではない。
普通の狙撃手が必中を狙えば風の影響、弾道特性、果ては重力、自転の影響までを加味する必要がある。
しかし、彼にはその必要がない。ターゲットを視認、その時点で磁力線がターゲットに結ばれる。あとは弾となるモノを発射すれば良かった。
弾は磁力線に乗り加速されターゲットに命中、ターゲットは血に塗れる。彼にとって最高の瞬間。
残念ながら『超電磁砲』のような投射能力が彼には無く、最初の投射だけは銃器などに頼らなくてはならない。
しかし、磁力線に乗せれば良いだけなので得物を選ばない。
今回のような市街地での場合に多用しているスリングショットでも磁力で加速されるため、狙撃銃以上の威力を発揮する。
狙撃手は獲物が狩り場から逃れ出ないよう足留めをかけておこう、ついでに自分の楽しみのため女を狩って、のた打ち回らせるのも面白いかと思った。
彼が居るビルよりに獲物はいた。獲物を狙うには角度が悪い。
狙撃手は上体をビルの外へ身を乗り出し構える。
何度命中させても倒れなかった小柄な少女が金髪の少女を抱えている。
その金髪の少女の頭に狙いを定める。
ドンッ!!!!
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