過去ログ - 「そっか、幸せだったのか。インデックス」
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972: ◆evJdM4Cpzc[saga]
2012/10/18(木) 15:33:28.49 ID:SlO88tMAO


キャパシティダウン。

1年前、第10学区のスキルアウト、ビッグスパイダーが悪用した対能力者用の音響兵器。

対能力者用の兵器、能力を阻害する装置としてはAIMジャマーの方が有名。

AIMジャマーの場合、AIM拡散力場を乱反射させ、自分で自分の能力に干渉させるように仕向ける。照準を狂わせ、暴走を誘発、下手をしたら自身を巻き込む危険から能力の使用を躊躇わせる装置だ。

また装置には膨大な電力や演算機器が必要、警備員が現場で使用することが出来ず装備として採用されていない。小型化の研究はされているが現状では重要施設などに設置しての使用しかできていない。

それに較べ、キャパシティダウンは大型のオーディオ機器ぐらいの大きさで済み、ワゴン車などに積み込んでの運搬、使用が可能。

にも関わらず、キャパシティダウンも警備員に採用されていない。

音響兵器である問題。

詳細は不明であるが特殊な音波で能力者の『自分だけの現実』が発生する脳の部分を刺激する。

刺激は頭痛をともない演算能力を阻害、結果的に能力の発動を阻む。

開発を受けてない一般人、『自分だけの現実』が脆弱すぎて刺激にならない無能力者にはただのうるさい音としか聞こえない。

それだけを聞けば対能力者用として非常に有用と思えるが、音が遮断される屋内や逆に音が広がり対象以外にも影響を与えてしまう屋外、など事件現場で使用するには利点より難点が多くなる。

それにキャパシティダウンの名を知らしめたのがスキルアウトの悪用では印象が悪く、警備員での採用を控える理由の一つになっていた。




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