過去ログ - 魔王「してこんな所で何をしているんだ?人間」 勇者「勇者してる。」
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241:Mr,K[saga sage]
2012/04/13(金) 18:39:38.84 ID:CyKBf11B0
〜草原〜
サァァァ…
レイ「やぁ、久しぶりだね。」

ライ「あぁ、久しぶりだな。」

レイ「…」

ライ「…背、抜かれちまったな。」

レイ「アハハ、本当だ。」

ライ「昔はこんなことになるとは思わなかったんだがな。」

レイ「うん。産まれてすぐに母さんが死んでそれでライの家に引き取られたんだよね。」

ライ「その癖言い出しっぺの親父は旅に出るってどっか行くし。」

レイ「そう言えば13年ぐらい前に剣士として旅してたよ。」

ライ「マジか!?もし次会ったら王都の方へ来るように言ってくれ。」

レイ「そうしたいのは山々だけど多分次会うときは敵同士だから。

ライともお父さんとも。」

ライ「そう…だったな。こうして話してるとついつい忘れちまうぜ。」

レイ「本題の土地返却で一つお願いがあるんだ。」

ライ「急に本題に入ったな。まぁいいだろう。なんだ?」

レイ「本題話してからの方がゆっくり話せるじゃないか。

それでお願いってのは魔物の存在を知らせて欲しい。」

ライ「それはきついな。それをやると俺の信用が無くなって人間界は内戦が起こるだろう。

まさかそれが狙いなのか?」

レイ「まさか、違うよ。今回の土地交渉の時に俺が口を滑らせたなり返還された土地に

どの動物とも異なる足跡並びに毛などの物が発見されたなり今から渡す魔力や魔法についての

書類に機密文章が紛れ込んでいたので幸いに発見できた。などなど好きにでっち上げてくれ。」

ライ「そういうことならまぁいいがどうしてまたこのタイミングで?」

レイ「このタイミングだからさ。どうせお前は死ぬまで魔物の事口外しなかっただろう?

そうすると逆にこっちが侵略でもするために力貯めてたみたいなことになったら厄介だからね。

あぁそれと魔物を倒したいんなら」

ライ「もうそこまででいい。情報は十分に貰った。後はこっちでなんとかしてやるさ。

それにそれ以上言ったら味方売ったみたいになるだろ?」

レイ「まぁね。はい、これ魔力と魔法について。」サッ

ライ「あいよ。さぁてじゃあ王様同士の会話はここまでにして親友同士の会話にしようぜ。」

レイ「わかったよ。そうだな。そういえばお母さんどうしたの?」

ライ「ああ、母さんも王宮にいるぜ。あの性格はどこに行っても治らないらしい。」



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