過去ログ - 魔王「してこんな所で何をしているんだ?人間」 勇者「勇者してる。」
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245:Mr,K[saga sage]
2012/04/13(金) 18:41:38.65 ID:CyKBf11B0
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姫「貴方嬉しい知らせよ。」

ライ「こっちは悪い知らせがあるんだ。」

姫「そう…、私あなたの子を授かったの。」

ライ「そうか、結婚して15年だったか?もう諦めてたんだがな。だが残念だがその子を王子にすることは

できなさそうだ。」

姫「いいのよ。父さんや母さんが死んで民の信用は限りなくゼロに近くなって

軍事もかなり強くなった。いくら人を引きつける魅力があっても人のよくには勝てなかったんだわ。」

ライ「そんなんじゃない。俺が悪いんだ。もっとしっかりとした政治をしてれば…

姫、君だけでも今のうちに逃げてくれ。」

姫「逃げるなら貴方も一緒に。」

ライ「いや、それは無理だ。俺の人を魅了させる力は魔力の力らしい。だから一緒にいたら見つかってしまう。

君はその新たな命と共に生き延びてくれ。」

姫「でも、」

ライ「もうそんなに時間がないんだ。お願いだから逃げてくれ。そうだ、子供が生まれたらこれをあげてくれ。」スチャ

姫「でもそれは!」

ライ「いいんだ。その方があいつも喜ぶだろう。それとそのペンダントも時期がきたら渡してやってくれ。

こんなことしかできなくてごめんな。」チュ

姫「…こんなの卑怯よ。」

ライ「ああ、自分でもそう思うよ。」

姫「はぁ…わかったわ。できれば生き延びてまた逢いましょう。」タッタッタ

ライ「できたら…な。はぁ、しょうがない抵抗しないでおこうと思ったが」チャキッ

ライ「あんなこと言われたら頑張らなきゃいけないでしょう。」



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