過去ログ - キャス狐「冬木の聖杯ですってよ、御主人様!」
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213: ◆cABJvGmFjs[saga]
2012/01/23(月) 00:07:11.35 ID:9Su5yi7no
ライダー「桜はあの時確かに慎二に助けを求めた。あなたはそれに応えないのですか!?」

慎二「う、うう、うるさいうるさい!いいからお前は黙っていろよ!僕には関係の無いことなんだよ!」

ライダー「――はい」ギリッ

慎二「そうだよ。僕には関係の無いことなんだ。僕は聖杯のことだけを考えていればいいんだ――」

『兄貴だろ!それくらいのことしてみせろよ!!』『助けて――兄さん」

慎二「っ――」ギリッ

慎二「――」スクッ

ライダー「どうしましたか、慎二?」

慎二「逃げるぞライダー」

ライダー「――は?」

慎二「もう聖杯戦争なんて知らないから逃げるって言ってるんだよ!」

ライダー「逃げる――何処へです?見てわかりませんか、これだけの数の海魔が柳洞寺から湧き出ています。逃げ場なんてありませんよ」

慎二「はっ!お前って本当バカだよな!逃げる場所って言ったら柳洞寺しかないだろ?あそこなら見晴らしがいいからね」

ライダー「!?――慎二――」

慎二「まぁ、そこにもし不出来な妹がいたりしたら助けてやらないこともないけどね。兄貴として格の違いを教えてあげなきゃ、可哀想だからさ」

ライダー「はい!ありがとうございます、慎二!」

慎二「べ、べべ、別にお前にお礼を言われる筋合いは無いだよね。とにかく早く準備してよね!」

ライダー「はい!騎英の手綱―ベルレフォーン―!!」ヒヒーン

ライダー「さぁ、行きますよ、慎二!」ヒュゴッ

慎二「あわわわわ、早い、早いってぇ!!」


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