過去ログ - ハルヒ「…古泉くん」 古泉「……」
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138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/03(金) 21:50:30.86 ID:FJrOD0ADo
キョンの決着のつけ方について

佐々木に偽善だと言われたキョンは、それでも俺はまたみんなが、以前のようには無理でも笑えるようにしたいと打ち明けます。

佐々木はあきれつつも調査の協力を了承しました。しかし、ただ一言

「皆に気遣うことが最良の手段ではない事を覚えておきたまえ。時には我を出すことが最良となる場合もある。あくまで君にとっては、だが」

「気遣いからの行動は、意思をそがれやすいものなんだよ?キョン」

佐々木にも協力してもらいながら調べていくうちに、他の面々の証言の矛盾が大きくなっていくことに気付いたキョンはハルヒの力の影響ではないかと思い至ります。

そして、国木田と谷口から伝えられる古泉とハルヒの関係にキョンの打ち出した推理……それらによって事件の真相についてほぼすべてを知ったところで

谷口と国木田からもう一度尋ねられます

「結局分かった事件の真相は、古泉と涼宮がお前を出汁に駆け落ちしたってことだったが」

「それを知った今、お前はどうしたい?前聞いたように他の面々を気遣うのなら、ここでおしまいにするのが無難だが?」

キョンは一瞬逡巡しますが

「けじめをつけに行く。他の誰でもない、自分のために……俺が前を向くために」

と返します。佐々木の助言によって、本当にしたいことを自覚したキョンの語調はかなり強いものでした。

その決意の固さを受け取った谷口はここでキョンに異世界人としての自覚を持たせます。

自分の力を自覚した後、キョンは今までの2人に今まで協力を感謝する。と言う由を伝えます。お礼は必ずと言い残し、古泉たちのところに向かおうとしましたが

「お礼なら、今頼まれてくれないか」

と言われます。その内容が『涼宮ハルヒからの能力の抹消』

キョンの異世界人の能力故、それをできるのはキョンのみなのだと打ち明けられます。なぜ?と問い返せば

「人の手に堕ちた神、それも涼宮のような厄介な能力をもつものはそのまま野ざらしにしておけない」

「下手すればそれこそすべての世界を取り入れられることだってある。そのまま崩壊でもされたら……」

キョンはその旨を了解し、単身古泉たちのもとへ。途中機関の妨害が入るも異世界人として目覚めたキョンにとっては妨害にもならない

この世界は涼宮ハルヒの世界でありながらいくつもの世界が結合されてできた世界(設定上)。キョンの所有する世界も当然含まれる

ならば、自分の都合のいいように世界の方を変えてやればいい。神の前に人の力など無に等しい。

そんな調子で古泉たちのもとに着いたキョンは古泉たちの言い訳の後、涼宮ハルヒに自分がジョン=スミスであることをつげ、こう言い放ちハルヒの能力を奪います

「世界を大いに盛り上げてくれっていったんだがなあ……自分のために他の奴の世界を食いつぶすとはどういう了見だこら」

「結局はお前も俗人にすぎないってことか。……人の身に堕ちた神、涼宮ハルヒ。お前は神様失格だ」



その後、二人の行方はどこ知れず、やれ転校しただの、自殺しただのいろいろな噂が飛び交いますが、キョンにとってはもう詮無きこと。

事件は解決したものの、涼宮ハルヒの残した、この混沌とした世界をもとに戻すためキョンは今日も結合された世界の分解を行っています。

中には消去せねばならない世界(ハルヒの閉鎖空間)もあるので佐々木も連れだって(この時点で佐々木には異世界人の自覚を持ってもらっています)。

で、ラストのキョンの科白

「……結局俺はあいつの尻拭いか、やれやれ。前を向くための行動が過去の清算をしなきゃならない結果を招くとは……」

「いつになったら前を向けるようになるのかなぁ。ハルヒ」

で終了。

ホントはもっと細かい部分があるけど、ざっとこんな感じ


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