過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
1- 20
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/02/18(土) 19:46:08.16 ID:qPOwmDVT0
有間の家に向かうと決めた途端、不審な気配を感じる。周囲を見回しても気配の出所は判らない。
しかし、気配は有間の家に近づくにつれどんどん強くなっている。
目的地まであと少し、というところで両儀さんが足を止めた。誰かが潜んでいることに気付いたらしい。
とするとこの襲ってこようとする気配もどうやら気のせいではないようだ。

志貴「太子さん止まって。あそこに誰かいる」

式「早速か。アタリだといいんだけど」

志貴「そこにいるのは誰だ!出て来い」

奇襲が失敗したと気付くとそいつは素直に姿を現した。出て来いと言われて出てきたのはパンダ。
どこからどう見てもパンダだ。・・・なんでパンダ?
そもそもこんな所にパンダが居ることがおかしい。二本足で立っていることから見ても多分ぬいぐるみだろう。

式「あんなヤツに狙われてるのか。お前変なのと知り合いなんだな」

志貴「いや、俺の知り合いにこんな変なのはいないかな。というかいても関わりたくありません」

有彦、じゃないな。あんな馬鹿な真似をするほど暇ではないだろうし、何より背丈が違う。
しかし出てきたままの姿勢で動かないパンダ。不気味だ。厄介ごとは無視するに限る。
しかしこっちが右に行こうとすると右に、左に行こうとすると左にずれてくる。
道幅はそこまで狭くないものの、さすがに目の前に立たれると通ることができない。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
203Res/177.64 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice