過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/02/22(水) 18:36:24.91 ID:wprIEmnQ0
先輩を連れて少し離れていくアルクェイド。何やら二人で内緒の話をしているらしい。

アルク「シエル、あの男のあの行動、きっとシエルをナンパしてるのよ。よかったじゃない。
    シエルにとってナンパって一生に一度有るか無いかの機会でしょ?折角だし付き合ってあげたら」

シエル「冗談じゃありません!お断りです。なんであんなヘンテコジャージ男と一緒にお茶なんてしなきゃいけないんですか。
    私にはこれから遠野君と一緒に買い物するという予定があるんです。貴女が付き合ってあげればいいじゃないですか」

アルク「嘘ばっかり。志貴とはさっき偶然会ったんでしょ。志貴は今日空いてません。志貴は今日私と遊ぶんだもーん。
    それに私だってあんなダサイ顔と服の人とお茶なんてイヤよ。おまけに何だか臭そうだし」

シエル「貴女はどうせいつも一日中暇なんでしょうから、あのだっさいジャージ姿の男がお似合いです。
    遠野君は私に任せて、家に帰ってお揃いのダサいジャージでも着てきたらどうですか?」

アルク「なによ。シエルの法衣だってヘンテコなくせに。志貴は私に任せてイロモノヘンテコ同士仲良くやってきたら?」

シエル「誰がイロモノヘンテコ法衣だ誰が!何で私がわざわざハズレを選ばないといけないんですか!」

アルク「ヘンテコなのは本当だとして、アレがハズレってのには同意かな。隣の志貴と比べると月とすっぽんだし」

シエル「いいえ、違います。アレと遠野君は月とすっぽんではなく、地球とミジンコくらいの違いがあります。
    もしくは太陽と産業廃棄物が妥当でしょう」

アルク「まああの産業廃棄物はシエルが引き取ってよね。そうすれば邪魔者はいなくなって万事解決なんだし」

シエル「何で私がアレを引き取る必要があるんですか!彼女が消えた今、残る障害は貴女だけです。
    なので早急に消ええてください。遠野君は私が貰います。貴女には邪魔なあのミジンコを差し上げましょう」

アルク「イヤよ。志貴は私が貰うの!シエルはあの廃棄物もってどっか行きなさいよ!」

シエル「いいえ遠野君は私のものです!貴女はさっさとミジンコ連れてとっととジャージでも買いに行きなさい!」

離れたところでくり広げられる恐ろしいガールズトーク。二人とも、声、聞こえてます。
こっちまで聞こえるのなら離れた意味がないじゃないか。ふと隣を見ると、太子さんが唇を噛締めてプルプル震えてる。
二人とももうやめて!とっくに太子さんのライフはゼロよ!・・・あれ、何で俺まで涙が流れているのかな?
しかしこの話の流れは少しまずい。これ以上ここにいると俺を仲良く半分こ、なんて事態になりかねない。
二人が話している間に逃げよう。


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