過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/12(木) 13:47:05.98 ID:rRxX2M8l0
とりとめのない会話の中、幹也は突然

幹也「式、ちょっといいかな」

何の前触れもなく

幹也「こんなことを突然言うのもなんだけど」

幹也「結婚してほしい」

式「・・・何馬鹿なこと言ってんだ。お前」

なんて事を言い出すのか。

幹也「馬鹿なことって、ひどいな」

式「オレと居ればお前は必ず死ぬ。この前の事で分かっただろ。・・・オマエはオレと一緒に居たらいけないんだ」

幹也「いや、一緒に居れないことは無いと思うよ。現に今一緒に居るじゃないか」

式「馬鹿、そういうことじゃない」

幹也「一緒に居るってそう変わった事でもないだろ。結婚して一緒に居るってことは今みたいなことじゃないのかな」

解っていない。両儀式と居るということは死と共に居るということ。幹也の気持ちはうれしい。私も幹也を好いている。
だけど幹也と共に居る事はできない。幹也を失うことは私にとって生きる意味を失うに等しいから。
陽だまりの中に引き入れてくれる相手が居なければ、日陰に戻るしかない。
一度あの暖かさを知った私は、もう二度とあの冷たさに耐えられない。



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