過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/02/28(火) 23:49:00.70 ID:vxP905Bq0
志貴「ちょっと式さんの様子見てくる。三人ともここで待っててくれ」

アルク「あ、志貴。待ちなさいよ。まだ話は終わってないんだから」

二人の気がそれている内に拘束から抜け出して外にでる。店を出てすぐの場所で両儀さんを見つけることが出来た。
まあ太子さんと離れることができないからそう遠くへは行けないか。

アルク「志貴。あの女とどこに行くつもりなの」

志貴「ア、アルクェイド。来るなって言っただろ。何で来たんだよ」

アルク「なによ。私がついてきたらなにか都合の悪いことでもあるの」

シエル「そうです。私達がついてくると都合が悪い、ということはないですよね。
    電話があったというのはブラフで、二人だけで抜け出すというわけでもないでしょうし」

志貴「先輩まで。だから何で来たんだよ。二人とも待っててくれって言ったじゃないか」

この二人が来たのは予想外だが、両儀さんの後をつけるのを止めるわけにはいかない。
ここで説明する時間もないし連れて行くしかないか。それに気づかれてしまった時はその時に考えよう。

志貴「仕方ない。ついてくるのはいいけど、彼女に見つからないよう二人とも出来るだけ静かにしていてくれ」

両儀さんの方に目をやると、人目を避けるように路地に入っていった。
彼女に見つからないように少し離れた場所から観察する。見ると両儀さんは左腕の袖を捲っている最中だ。
そのまま左腕を露出させ、二の腕の辺りから何かを取り出した。ん?二の腕って何かを入れるスペースなんてあったっけ?

アルク「うっそ!?何アレ!」

志貴「しーっ!静かにしろ!」

腕の中に何かを入れるスペースがあっただけでも驚いたのに、そこから有線電話らしき物が出てきた。
しかも式さんは何のためらいも無くその電話に出ている。
彼女、どこかの悪の組織に捕まって改造でもされたのか?


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