過去ログ - 式「誰だ、オマエ」 太子「聖徳太子です」
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(大分県)
[saga]
2012/03/06(火) 00:02:37.76 ID:JG9xhZ9A0
アルク「ねえ志貴、今日は妹家に居ないんだよね」
志貴「ああ。屋敷に戻るのには二日くらいかかるって。でもなんでアルクェイドがそれを知ってるんだ?」
アルク「さっきここで話してたの聞こえたの。よし、妹居ないのなら私今日泊まっていくねー」
志貴「ちょっと、何言い出してるんだお前は。ダメにきまってるだろ」
翡翠「そうです。秋葉様の御許可無くお泊めすることはできません。
それに、私もアルクェイド様が泊まられることに賛成できません。どうぞお引取り下さい」
強引に屋敷を侵略しようとするインベーダーに対して翡翠と共同戦線を張る。
しかしアルクェイドの勝手な決定に反対してくれるのは助かるけど、翡翠がここまで自分の意見を表に出すのは珍しい。
アルクェイドのことをあまりよく思っていないみたいだが、なにかあったのだろうか。
アルク「ふっふーん。なかなかやるじゃない。でも、これを聞いてもまだ同じことが言えるかな?」
反対多数の圧倒的不利な状況のなか、何故か勝ち誇った顔をしているアルクェイド。
ちょいちょいと手招きをして、耳元でささやいてくる。
アルク「私を泊めなくていいのかなー。見たところ琥珀が居ないから翡翠が料理を作ろうとしてるみたいだけど。
泊めてくれたら私の手料理、食べさせてあげようと思ったのになー」
忘れていた。朝の一件で居なくなったのは秋葉だけじゃなかった。
遠野邸で唯一料理を作れる人物も居なくなっていたのだ。
残っているのは薄力粉と卵と砂糖のみで象すら殺せる毒物を製造するワンダーなシェフのみ。
背に腹はかえられない。それにアルクェイドの手料理というものにも非常に興味がある。
志貴「しがない屋敷ですが、どうぞ寛いでいってくださいませ」
アルク「うん。素直でよろしい」
結局、賛成多数によりアルクェイドも泊まることが決定した。まあアイツも一人は寂しいだろし、たまにはいいだろう。
翡翠はアルクェイドが泊まることにあまりよい顔をしていなかったが、どうにか説得することができた。
しかし夕食をアルクェイドが作ることを伝えたら無言で抗議と非難の視線を送ってきた。
持ちうる知識と話術を総動員して説得したところ、最後には翡翠の方が折れてくれた。
残った仕事を片付けに行く翡翠の背中を見ると少しばかり良心が痛む。後で埋め合わせをしなくては。
志貴「なんだか悪いことしちゃったな」
アルク「志貴ってば、翡翠の望みを断ってまで私の手料理食べたかったんだ」
志貴「翡翠の望みを断ったってのは、それは、まあ否定できないけど・・・。でもアルクェイドの料理は是非食べてみたいかな」
アルク「ありがとう。嬉しい。よーし、頑張っちゃおうかな。腕によりをかけて作るから期待して待っててね、志貴」
そういって厨房に消えていくアルクェイド。夕食ができるまで時間があるな。
さて、それなら―――
1 両儀さんと太子さんは何をしているのかな?
2 アルクェイドはどんな感じかな?
3 翡翠は何をしているのかな?
4 琥珀サンヲ探ス
5 部屋で休もう
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