過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/27(火) 00:02:56.38 ID:QVdiPWX20
急いで食堂に移動する。
テーブルの上には既に料理が並べられており、両儀さんと太子さんの二人はもう席についていた。
三人にアルクェイドが少し遅れることと先に食べてるようにと言っていたことを伝える。
席に座る時に「見た目はバカっぽいけど案外やるもんだな」という言葉が聞こえた。
恐らく今の言葉は料理ではなく料理を作った人物についての感想なのだろう。作った当人がここに居なくてよかった。

太子「この料理の豪華さは、もしかして私の誕生祝いなのか」

志貴「え、太子さん誕生日今日だったんですか?それならそうと言ってくれればよかったのに」

翡翠「そうでしたか。それは申し訳ありません。ただいまケーキを用意してまいりますので、少々お待ちください」

太子「あっ。よく考えたら誕生日今日じゃなかった・・・」

厨房へ向かおうとしたままの姿勢で固まる翡翠。その言葉を聞いた俺たちにどんな反応をしろというのか。
太子さんはさっき自分が言った言葉に本気で落ち込んでいるようだが、普通は自分の生まれた日を間違えはしないだろう。
馬鹿と天才は紙一重と言うが、本当は間に紙なんて無いんじゃないのだろうか。


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