過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/30(金) 21:43:59.29 ID:4h3U35so0
「続きましてはこちらの質問です。ネコが言ってたヤンキルって何?だそうです。シオン様、ヤンキルってご存知ですか?」

「いえ、知りません。しかしある匿名の方からヤンキルについての情報を聞くことができました。
 こちらがその映像資料です。入手ルートは明かせませんが、情報の信頼性は私が保証します」

「ほぅ、そこまで手が回っているとは流石シオン様。では早速このビデオデッキに入れて見てみるとしましょう」

「私も映像を確認するのはこれが初めてです。どのような物が記されているか、実に興味深い」

「式様の代名詞、ツンギレに代わる新たな属性誕生の予感。それでは再生スタート!」


『何だよもー、今幻のタイガールートやってるから邪魔す――ん?もうビデオ回ってる?え、始まってんのコレ。
 マジかよ。テレビに出るんならもちょっと高いネコ缶油とマタタビで化粧しとけばよかったぜ。
 あー、テステス。どうも。アタシが今回の情報提供者、匿名希望で眼鏡の似合う美人秘書系セレブキャット、ネコアルクでぇす。
 只今より、あの女について我々が調べ上げたことをお話します。ポップコーンとメントスコーラ片手にお聞きください。
 まずあの女はツンギレなんて生易しいもんじゃにゃい。例えるならネロアよりももっとおぞましい何か。
 たった一つの死の線切り裂く。見た目は病んでて頭脳はキルのみ。その名は、侍探偵両儀式!(某少年探偵風)
 幹也っちに会えない日が続くとナイフで枕を滅多刺しにしてるあたり、どう見ても病んでいます。
 たまに元祖ポエマーの匂いをつけた枕を与えないと暴れだしますからねアレは。
 ヤーさん執事も影でかなり苦労してるんですよ。それに彼女さ、いつも夜出歩いてるじゃにゃい。
 そのときにアタシ等を見つけると、例え一キロ先にいても全力で追ってくるんだぜ。
 しかも追いついたら馬乗りになってアヤツの気が済むまで滅多刺し。おまけにその時の顔は笑ってるときた。
 アタシがネコじゃなけりゃ、あの女おじいちゃんから聞いた大事なこと破りまくってますよ、マジで。
 あ、ありのままに起こったことを話すぜ。『俺は夜歩いていると思ったら、いきなり殺されていた』
 な、何を言ってるかわからねーとおもうが、俺も何をされているかわからなかった・・・。
 ありゃ一種のホラーなんてちゃちなもんじゃねえ、もっとおそろしいぶぎゃっ!!
 ギニャー!止めて!痛い!痛いかボクヘァッ。カフッ!グベ!―――』ブツン


「・・・・・」

「・・・すぷらってますね。流石に私でもコレはちょっと引きます。
 やぶへびでアレに巻き込まれるのも嫌ですし、次の質問に移りませんか?」

「その案に同意します」

「では続いての質問です」


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