過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/03/30(金) 22:59:38.31 ID:4h3U35so0
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暗い部屋に置かれた四つの筐体。周りにはロボットらしき絵が多数書き込まれている。
そこに群がる数人の男女。どうやらゲームに熱中しているらしい。


鮮花「くっ、NTDがまだ使えない。いちいちBMの射角外に潜り込むなんて生意気なのよ!」

シキ「いくら撃ってもそこからじゃ当たらないよ。終わりだ鮮花。お前が堕ちろ」

鮮花「なーんてね。残念でした。落ちるのは式、貴女よ!」

臙条「さよならだ両儀。お前の闘志は称えさせてもらう!」

NTDが溜まる前に決着をつけようと、覚醒を使ってまで敵陣に単機で攻めたことが裏目に出た。
ノーロックのシナンジュからN格を叩き込まれる。高火力の特射締めコンボだ。
そこに飛んでくたBMが同時ヒットする。いくら覚醒をしていてもこれには耐えられない。

シキ「しまった、覚醒落ちか。コクトー、後は任せた」

鮮花「今よバナージ!必ず帰ってくるという約束を違える事は許しません。行きなさい!」

コスオバしたオレの復帰位置はコクトーと離れた場所。いくらデスティニーでもすぐに駆けつけられる距離ではない。
そこにNTDと覚醒を発動して襲ってくるユニコーン。神速のBD格で一瞬で距離はゼロになる。

鮮花「これで終わりよ。亡霊は暗黒に帰りなさい!」

必死に抵抗をするものの、覚醒のないオレに共振状態のユニコーンを捌けるはずがなかった。
一瞬の隙を突かれてデストロイモードのBD格が刺さる。覚醒と根性補正がついた格闘は簡単に280以上削っていく。
ああ、負けてしまった。ごめんコクトー。オレのせいで。

黒桐「鮮花、君少し黙れ」

鮮花「兄さん!?」

遠くから覚醒したデスティニーが残像ダッシュで近づいてきている。
シナンジュは打ち上げコンを食らったようで、高いきりもみダウンをしていて身動きが取れない。
ガナーが上空に持ち上げられる寸前、デスティニーのパルマが謎の吸い込みを見せユニコーンを捉える。
そのまま上空に連れ去り、高高度でコンボを決める。この高さではシナンジュもカットできない。

黒桐「キミが正しいって言うのなら、ボクに勝って見せろ!」

そのまま覚醒技を叩き込みオレ達は勝利した。オレのアタポは7000程あったが、コクトーが前でロックを取ってくれたおかげだ。
それに要らぬ深追いをしてみすみす相手にチャンスを与えてしまった。今度は気をつけないと。

黒桐「あんまり無茶したらダメだろ。シキは2000コストなんだから」

シキ「うるさい。どうしようとオレの勝手だろ。それに勝ったからいいじゃないか」

いつも助けられてばかりだが、助けられたことが恥ずかしくてつい悪態をついてしまう。
オレだってずっとこのままコクトーの腕に甘え続けるつもりではない。いつかオレがコクトーを助けて逆のことを言ってやる。
そう考えている内に、負けた鮮花と臙条に代わって新しい対戦者が乱入してきた。

荒耶「二人が敗れたか。仕方あるまい、私がザクで出るとしよう」

白純「当然だろ。あんなヤツに負けてもらっちゃ困る。あいつ等は俺の獲物なんだから。
   さあ、俺のストフリで遊んでやるぜ、両儀ぃ!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・夢、か。







織、だよね?


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