過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[sage saga]
2012/01/15(日) 19:30:10.60 ID:XuXAOnwx0
式「記憶を覗いたのならオレをつけてきた理由もわかっただろ。いったい聖徳太子様がオレに何の用があるってんだ」

橙子「理由は単純。アレが式をつけた理由は後姿、正確には後ろから見た上半身の色が小野妹子に似ていた。それだけ」

なんだか聖徳太子に関する尊厳というか威厳が崩れてきた。
冠位十二階の制度とか創った偉い人のはずなんだけど、ジャージ着てるし。
そもそもあの時代にジャージがあったのか。そんな気持ちを察したのか、橙子さんは

橙子「アレは私たちの世界にいた聖徳太子じゃないから、安心なさい」

と付け足してくれた。失礼だけど、あんな人が天皇でなくてよかったと思う。

式「で、どうしたらコレを元の世界に送り返せるんだ」

橙子「いつになく殊勝じゃない、どうしたの?」

式「・・・コレを殺さないでいられる自信が無い」

まあ、わからなくも無いかな。恥ずかしかったし。でも多分会話の内容は聞かれて無いと思う。ヒトゴロシーとか言ってたから。
でもこんなことで式に殺しをさせるわけにはいかない。あと二人とも人をモノ呼ばわりはどうかと思う。

橙子「アレを殺しても何も出ない、って、あれ?無い?まだあるとおもったのに」

机の上をあさっている。どうやらタバコが切れたらしい。コーヒーとフィルターも切れかけていたし買出しにいくとしよう。

橙子「あら、幹也君悪いわね。ついでに領収書もお願い。」

幹也「わかりました。式は?」

式「いいよオレは。もう帰る」

橙子「帰るのなら義手の調整をさせてもらっていい?前から調整しろってうるさかったし」

ム、と顔をしかめる式。さすがにあんなことがあった後に二人になるのは正直恥かしい。
二人が話している間に買出しに行く。


いつか式からちゃんとした答えを聞けることを期待しておこう。


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