過去ログ - 式「誰だ、オマエ」  太子「聖徳太子です」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(大分県)[saga]
2012/02/09(木) 13:46:42.12 ID:vj84K8GN0
「今までの話の要点をまとめますと、彼女等は別の世界の崩壊を防ぐ為にこの世界にやってきた。
 二人が気がついたのは今日の日暮れ前。私たちが異常を感知したのも日暮れ前。
 両儀さんがいた世界では過去の改竄が発生していましたが、今のところこの世界で過去の改竄は確認できず。
 実害が今のところ確認できていないとはいえ、傍観しておいていいものではありません。
 この問題を解決するには―――」

「世界とやらを越えて二人を送り込んできた魔術師に話をつける、もしくはあの二人を別の世界に飛ばす必要がある。
 その二つはいずれも実現は不可能。仮にこの世界で二人を殺しても問題は解決しない。
 話を信じるならば解決の手段はやってきた聖徳太子という男をを元の世界に返すことだけ、か。
 ・・・おおよそ把握はできました。
 正直信じたくありませんが、こんな出鱈目なものをみせられたら信じるしかないでしょう」

「同感です。人の身でありながら魔術師の最終到達点である根源に通じている。
 話していたことは信じられませんが、これならば話していたことを実行することは可能でしょう」

「でもどうするんだ。世界を飛び越えさせるなんて、僕達には無理だろう」

「確かに私達には不可能です。ですが、この世界から彼女等を弾きだそうとする者がいる。
 そしてその者たちは彼女等に寄ってくるそうです。それを利用するしかないかと」

「寄ってくるって、待つしかないのか?あの二人がこれからどこに行くかわからないのに」

「ならあの二人をここにおいて監視しておきましょう。その者たちが現れたとき何かと都合がいいですし。
 何よりあの二人を含め、不審な真似をしたらすぐに手を下せます」

「同感です。これから何が起こるか判りませんので、なるべく近くにおいていた方が得策でしょう」

「決まりね」


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