過去ログ - 勇者「この物語は、誰も幸せになれない」
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9: ◆u92m9qV/WA[sagasage]
2012/01/11(水) 17:42:30.47 ID:nZgMDRU60


少女は驚く。

声が余りにも優しい物だったから。

しかしよく男の姿を見れば、納得は出来た。


美しい銀の長髪、端麗で整った顔、白雪のような純白の肌。

そして、特徴的な耳と……深紅の瞳。


誰が見てもエルフの男だった。

「安心しろ、俺はエルフだ」

男は続けて少女の虚ろめいた瞳を覗く、


「エルフなんだろう? 何となくだが人間とは違う気配がする」

「…はい、私はエルフですが……助けて頂きありがとうございます」

小さく、少女はそう感謝の気持ちを伝えた。





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