過去ログ - 一方通行「あァ?魔法少女だァ?」
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171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)[sage saga]
2012/02/22(水) 01:07:52.59 ID:MIXDwvKz0
仁美「何だか私、夢遊病っていうのか。それも同じような症状の方が大勢いて。気がついたら、みんなで同じ場所に倒れていたんですの」

まどか「そう、なんだ」

昨日のことを知らないように振る舞おうとするが、不器用なまどかにはそれができそうもないので、曖昧に相槌を打つだけにすることにした。

仁美「お医者様は集団幻覚だとか何とか…。今日も放課後に精密検査に行かなくてはなりませんの。はあ、面倒くさいわ…」

まどか「学校、休まなくて平気なの?」

仁美「ダメですわ。それではまるで本当に病気みたいで、家の者がますます心配してしまいますもの」

まどか「偉いんだね」

仁美「ところで、今日はさやかさん遅いですわね」

まどか「うん…、そうだね」

仁美「何か聞いてませんか?」

まどか「ううん、私は何も」

仁美「そうですか。もう行かないと遅刻してしまいますし…、寝坊かもしれませんわね」

まどか「そうだね、先生が知ってるかもしれないし」

二人は通学路を歩きだした。


――見滝原中学校 教室内
  朝のHR

早乙女「昨日、見滝原総合病院から上条君が学園都市の病院へ移ると連絡がありました。
    今日は美樹さんも付き添いでついていくということで、今日はお休みです」

それを聞いて、ざわめく教室内

クラスメイトA「先進医療で治すのかー」

クラスメイトB「でも医療日馬鹿にならないんじゃあ…」

クラスメイトC「上条家の財力ならまぁ余裕でしょ」

クラスメイトD「あの二人幼馴染だしねー、さやかの気持ちもわかるわ」

中沢「俺の志望校、あそこの長点なんだよなー」

クラスメイトE「無理っしょ(呆)」

各々、好き勝手言うクラスメイトたち。

まどか「それで今日はお休みだったんだ…」

仁美「連絡を寄こして下さってもよかったですのに…」

二人は顔を見合わせた。


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