過去ログ - 一方通行「あァ?魔法少女だァ?」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/01/14(土) 21:47:20.22 ID:IszzjzgW0
一方通行「ふゥン。アレを倒したら元に戻るッてェ仕掛けだったんだな」

近くには黒髪の少女、まだへたり込んでいるマミとかいう金髪の少女、ドーナツの裏に居た少女にミサカ19140号と、謎の白い生物が居た。
因みに、白い生物は一方通行やミサカ19140号には認識できていない。

マミ「助かった、の……?」

マミはまだ呆然としている。

???「えっと、助けていただいて、ありがとうございます」

とピンクいツインテールの少女が、

???「私からも、ありがとうございます。危ないところでした」

と青くてショートヘアの少女が、お礼を言う。

一方通行「あァしねェとあそこから出られなかッたンだ。テメェらが助かったのは、偶然だろ」

こういう時、どうも素直に感謝を受け取れない一方通行であった。

マミ「いいえ……、それでも命の恩人には代わりありません。それから、暁美さんも」

暁美「……だから言ったのよ。あいつは今までの魔女とは訳が違う。あなた一人では厳しい相手だった」

マミ「ごめんなさいね、縛ってしまって。
   でも、どうやって脱出を……?」

暁美「それは、彼が」

暁美と呼ばれた少女は、一方通行に向き、近づく。

暁美「貴方のおかげで、巴マミの運命を変えられた。本当に、恩に切るわ。
   でも、あいつなら私一人でも倒せたわ」

一方通行にしか聞こえないように、小声で囁いた。

一方通行「女の子が戦ってンのに黙って見てるほど、俺は落ちぶれた悪党じゃねェ。
     ガキはおうちでおネンネしてろってンだ」

暁美「ッ……、私は……」

という呟きに気づくことも無く、一方通行はミサカ19140号に近づく。と、顔色は平然としていた。

一方通行「なンだ?お前、治ったのか?」

ミサカ19140号「はい、不思議と熱が引きました。ピンピンしています。と、ミサカは体を動かしてアピールしてみます」

マミ「どうやら、魔女の影響を受けていたみたいね」

???「マミさん、それって…」

???「生命力を吸ってしまっていたんですね?」

マミ「ご名答よ、美樹さん。」

一方通行「あァ?魔女ォ?」

マミ「そういえば、自己紹介が遅れていたわね。
   私は巴マミ。魔法少女。」

言うと、マミは一方通行に手を差し伸べた。
渋々といった感じで、握手する。

マミ「それから、彼女も」

と言って真美は、暁美の方を向く。

暁美「………暁美ほむら。魔法少女よ」

彼女は無表情に答えた。握手はせずに。

さやか「あ、私は美樹さやか!普通の少女です!」

まどか「えっと、鹿目まどかです。」

二人も相次いで、一方通行に一方的に握手をする。

一方通行はキョトンとした。

一方通行「あァ?魔法少女だァ…?」


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