過去ログ - 一方通行「あァ?魔法少女だァ?」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方)
2012/01/16(月) 20:01:53.71 ID:5SksMHId0
見滝原総合病院の、秘密裏の入り口からしか入れない、あまり病室らしくない部屋。
その部屋の隣には培養器に色々ゴチャゴチャとした機械が繋がっている部屋があって、
ミサカ19140号は普段そちらで調整を受けていて、こちらは生活空間になっていた。
その部屋はワンルームアパートの一室のような様相を呈していて、
家具には薄いピンクのカーテンやらハートの散りばめられた布団のかかったベッドやら、
ベッドの上にはヌイグルミがあったりやら、
本棚には月刊の少女マンガ誌やら少女マンガの単行本やら、
そーゆーいかにも少女って感じの生活を、ミサカ19140号は送っているのであった。
原因不明の高熱があった為、そんな彼女の様子見のために急遽ここで滞在する羽目になった一方通行は、
ここで彼女と共同生活を送ることになった。
暁美ほむらと喫茶店で話した後、一方通行はその部屋に初めて訪れていた。
一方通行「ふゥン……まァ、年相応って感じだな」
部屋に入って早速、一方通行は、専用アダプタから伸びるコードにチョーカーを繋いだ。
(因みに作者は正しい充電方法が分からないので、ここでの設定です)
一方通行(打ち止めの部屋も少女って感じから抵抗はないが、ココで暮らすのはちょっと慣れが要るな)
殺風景で飾り気の無い部屋のほうが性に合ってる一方通行としては、そんな感想を抱いた。
因みに、女の子と共同生活だからってエロいことを考えるよーなタマでもない。黄泉川や打ち止めで慣れてることもあり。
ミサカ19140号「最近は女の子らしい趣味も持ってきたので、少女って感じがするでしょ?ってミサカは乙女チックにアピールしてみます」
ミサカ19140号(うっふっふ〜愛しの一通タンとの共同生活♪これからココで毎晩熱い夜を…キャッvvなんて、ミサカはこれからの生活に期待を膨らませます)」
ここではむしろ女の子のほうがエロいことを考えていたりするのであった。
一方通行「あァ……」
一方通行(インキュベーターに狙われそォなくらいにな)
ミサカ19140号「ところで、どうしてあのアケミ?っていう子の話を信じる気になったのかなぁ、とミサカは疑問を呈します」
一方通行「超能力は当然だが、魔術もや天使もロシアで見たからなァ……魔法少女って奴が実在してもおかしくねェだろ」
ミサカ19140号「そりゃー私だって、プリキュアとかCCさくらみたいな魔法少女ものに憧れたりもしますし、なれたらいいなーなんて思ったことだってあります。
でも、それが悪い魔女になってしまうだなんてそんな、夢も希望も無いモノだなんて思いたくないですよ。とミサカはミサカの考えを述べます」
一方通行「本当にあのガキが嘘つきだといいンだがな……
上の勝手な都合で、俺達のよォな矮小な人間が苦しめられる所なンてのは、うンざりする程見て、身をもって味わってきたことだからなァ。
この目で見てないことを本当に真実だなンて断言はできねェが、
現実は甘くねェと思っといた方がいいだろォ」
ミサカ19140号「ふぅん……、一方通行はあの子の味方なのね?とミサカはジト目を向けます。
本当だとしたら、激しく女の子の夢ブレイキング!!ですよ」
一方通行「……お前は、もしインキュベーターに契約を迫られたら、契約すンのか?」
そんなことは許さない、とあからさまに目で訴えながら、一方通行はミサカ19140号を睨む。
ミサカ19140号「……もちろん、しないつもりです。とミサカは一方通行の熱い視線に圧されながら答えます。
契約したが最後、再びレベル6シフト実験の再開になりそうな予感がします。」
一方通行「そォいうことだ。 …俺は二度とお前達を殺したくねェ。他人に殺されるのも我慢ならねェ。
だから魔法少女に憧れてるンなら、その憧れを捨てろ。たとえあのガキの言うことが嘘でも、
最悪の可能性があるなら危ない橋を渡るンじゃねェよ」
ミサカ19140号「一方通行がそこまで言うなら……。ミサカネットワークを使って、他のミサカにも伝えておきましょうか?とミサカは提案します」
一方通行「そォしてくれ。ミサカ達にはこォ伝えろ。
奇跡を約束して取り入ろうとする者が現れても、決して言いなりになっては駄目だと」
ミサカ19140号「では、そう伝えておきます」
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