過去ログ - 白米「俺達は汚れてない」
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16: ◆bR/Hsa44HA
2012/01/14(土) 23:27:19.24 ID:karAz71a0
そろそろ眠いので寝ます。

あちこちからもみがら銃の銃声が聞こえた。
セシウムにははたして効果があるのだろうか…。

とにかくコイツを使う機会はないと祈りたいところだ。

「お前があのキャンプの白米と女米だな!こっちへこい!」

軍服に身を包んだ米が俺達を呼ぶ。

「ジャバニカ米だ、お前らを『要塞』まで誘導する!」

「分かった!急ごう!」

外への裏口の扉はしまっていたが、コメが通れるほどの穴がガラスに開いていた。

「穴をあけるのに手間取ったぜ、何せ超高性能もみがら爆弾じゃないと傷一つつかねえんだからよ」

ジャバニカ米は吐き捨てるように言った。
そうとう手間取ったに違いない。
ガラスと言ったらもみがら銃ですら小さな傷しかつけられない強度であるからだ。
ガラスに穴をあける際は、通常もみがら爆弾を使うのだが、強化ガラスには通用しない。
裏口に用いられている強化ガラスは、超高性能もみがら爆弾でようやく太刀打ちできるものらしい。
超高性能もみがら爆弾は近年の技術発展で生み出されたもみがら爆弾である。

「外はセシウムだらけだ、気をつけろ」

「俺が合図したら全速力で走れ、生き残るためにな」

ジャバニカ米がもみがら銃に弾をこめながら言った。

意を決して、俺達米は戦場である外へと飛び出していった。






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