過去ログ - 白米「俺達は汚れてない」
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52: ◆bR/Hsa44HA
2012/02/13(月) 20:55:44.71 ID:WXMtoxOp0
親PCからです。
そろそろ本格的に更新ができなくなる可能性が出てまいりました。
その前にできるだけ更新しておこうと思います。
絵のほうも所詮学生という残念クオリティですが、更新できるといいかなと思ってます。



女警備米が退室した後、入れ違いでジャバニカ米が入室してきた。
玄米は彼女からわかったただ一つの事実をジャバニカ米に言うと、ジャバニカ米が目を丸くした。


「害虫が喋ったとなると……新種の害虫でも現れたのか…?」

ジャバニカ米が、低いトーンの声で言う。
その様子から、半信半疑であるという様子も若干うかがえる。
本来害虫は知恵を持たず、喋ることもない存在であると、コメの研究機関の調べで分かっている。
ただ単に、コメの捕食を繰り返すことで、成長を続けるのだ。

「ただ、時期というものもある、この時期になぜあらわれ、なぜしゃべるのか…」

「害虫だけが敵ではないということか?」

「俺はそう見てる、害虫に見せかけた新種の天敵か、あるいは害虫が進化したか、どちらかだと思う」

「ふーむ……」

ジャバニカ米は顎に手を当てて考える。…実際は考えるなんてことはしなかったが。
考えるばかりでも仕方がない、自分でもそう割り切るしか他にこの事柄から逃れることは現段階ではできそうにない。

(兎にも角にも、原因の調査だな……04部隊が妥当かもしれん)

「それじゃあ、戻るぞ、また何かあったら連絡する」

「ああ、頼む」

そういうとジャバニカ米は金属のメタリック色一色に塗られたひどく殺風景な部屋を出ると……――
一つ大きく、ため息を吐いた。


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