過去ログ - 綾乃「好き。」
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297: ◆eZUHOxTppE[saga]
2012/01/19(木) 02:15:37.55 ID:0pJSZQGw0

あまりにも、唐突すぎる展開だった。
相手が先に告白をしかけてくるとはまるで予想が出来なかった。
しかも、こんな形で、抱き合った状態で。

(これは・・・何? 何かの冗談? 夢の世界なの?)

歳納京子はいまだ肩を震わせて私にしがみついている。
私は足に負担を掛けないように、歳納京子ごと身体を起こして、ポケットをまさぐってハンカチを取り出す。

「ほら歳納京子、これ」

こんな状況なのに、私は不思議と落ち着いている、と思った。
さっきまでは、恥ずかしすぎて逃げ出そうとしていたのに。
もしかしたら、私はいざという時には強いのかもしれない、などと自画自賛しそうになる。

(信じられない・・・まさか、歳納京子が・・・私を・・・)




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