179:にゃんこ[saga]
2012/03/01(木) 19:39:35.08 ID:S33VmCS70
「うん……、うん……っ!
そこがいい……。そこがいいよ……っ!
すごく気持ち良い……っ!」
「よかった……。
じゃあ、もっと気持ち良くしてあげますね」
「あっ……、ああっ、憂ちゃん……っ!」
私はまた大声を上げてしまう。
声を我慢するどころか、大声を我慢する事も出来なくなってきた。
肌と肌の触れ合い。
憂ちゃんの体温と私の体温が混じり合い、
それがもっと大量の快感を私の身体の中から生じさせる。
大きな声を出す事で、その快感が何倍にも増えていく気までして来る。
もっと……、もっと気持ち良くしてほしい……。
「ちょっとっ! 二人とも何をしてるのっ!」
不意に音楽室の扉が開き、甲高い声がその場に響いた。
長椅子にうつ伏せに寝転がる体位だった私は、
顔を上げて声の方向に視線を向けてみる。
扉を開けたのは、学生鞄を持って赤い顔をした梓だった。
どうやら私の大声が音楽室の外まで響いていたらしい。
音楽室には防音処理がされてるってのに、
私ったらそれくらい大声を出しちゃってたみたいだ。
「何って……、見て分からないか?」
憂ちゃんを身体の上に乗せたまま、
はだけさせたシャツを少しだけ整えてから私は言った。
梓は俯き、視線を散漫にさせた。
どんどん顔を赤くさせていき、躊躇いがちに小さく口を開いた。
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