過去ログ - 許嫁「末永く宜しくお願い致します!」その2
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829: ◆vF1GrLS8msUg[sage saga]
2012/02/10(金) 21:17:02.73 ID:11G3yRXAO

昼休みはいつも屋上で過ごす。
以前は学食へ行っていたが、いつからか弁当にした。

最初は教室で食べていたのだが、許嫁が甘えてくるのでここへ移った訳だ。
とはいえ、弁当組が付いて来たり先客がいたりであまり状況は変わらないが。

 「今日は男くんが作ったんだー?」

許嫁が作るとやたら可愛らしくなるのでどちらが作ったかバレバレだ。

 「あ、これもーらいっ!」

周りの連中が啄むので許嫁の弁当はおかずを多めにしてやってある。
抜かりはないぞ。

許嫁「男さま、あーん♪」

恥ずかしいから止めろと言っているのに、これは止めてくれない。
放っとくと涙目になるまで繰り返すので諦めて口を開ける。

む、今日の玉子焼きは我ながら上出来だな……


周りに冷やかされながら食べ終わる頃、女と友がやってきた。

二人は相変わらず学食だ。
女の弁当が食べられるようになるのは、まだかなり先だろうな……

皆が揃うと、雑談が始まる。
その間もオレと許嫁は手を握ったり、眠くなれば膝枕をして貰う。

いわゆるバカップルみたいだが、許嫁が嬉しそうだから気にしない。
言いたい奴には言わせとけ。




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