過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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128: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/26(木) 20:58:57.71 ID:sVgNsM8l0
すかっ


魔剣『やっぱり当たらないねぇ』

『……おっ、おっ、おっ』

亡霊は姿を消した!

僧侶「あら……?」

魔王「消えただと。逃走したのか」

魔王「ふんッ、幽霊恐るるに足らずである」

女勇者「……し、師匠?」

女勇者「師匠何処にいるんですか? 師匠ー!」

魔王「何を騒いでおるよ」

女勇者「よ、よく周りを見てくださいよ。師匠の姿が見当たらないんですっ」

魔剣『あれれ、そういや盗賊ちゃんいないね?』

僧侶「隠れている……というわけでもなさそうですね…」

女勇者「きっと! きっとあの幽霊が師匠を誘拐したに違いありません…!」

魔王「あやつを攫ったところで何の利点になるというのだ?」

女勇者「そ、それはきっと今日の食糧に、とか…」

魔王「幽霊どもが人を食うと? 元は人間だった事もあるし、軽いカニバリズムか」

魔王「魔物同然であるな」

僧侶「……魔物。そう、魔物です!」

僧侶「よくよく考えてみれば、この船には魔物が住み着いているという話でしたよね」

魔剣『じゃあさっきのは魔物って事ー?』

女勇者「そんな、だってアレはどう見たって……」

僧侶「まだよくはわかってはいません。盗賊さんを探しつつ、船内を探索しましょう」

魔王「盗賊なら食わせてやっても構わんだろうにー」

女勇者「し、師匠〜……いやぁ…」


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