過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:23:32.25 ID:sVgNsM8l0
マンイーター「君たちにそれを読んでもらえてよかった」
マンイーター「1人でも、私の様な人間を出さないでくれたまえ」
僧侶「言われなくてもですよ…。当たり前ですっ!」
盗賊「ところで、お前らみたいな魔物は個々で行動するのか? 集団で見かけた事がないぜ」
魔王「そんなの魔物によるであろうが」
マンイーター「いや、これは私の意思による行動だ。他の仲間はひっそりと暮らしている」
マンイーター「もう1つの世界で」
女勇者「……ほ、本当に存在するんですか?」
魔剣『なんかこいつが言うと胡散臭いんだよねぇ…』
マンイーター「あるさ。それが私たちの種族が暮らす世界なのだから」
盗賊「どういう事だ? 俺らが住むこの世界とは違う場所でお前らは生きていると?」
盗賊「…なら、なぜお前や他のマンイーターはこっちにいるんだぜ」
マンイーター「入口がある。私たちしか知らない。世界を行き来できる入口が」
魔王「ほぅ、ではそれを教えよ! 貴様らは好かん、殲滅してくれるッ」
マンイーター「それはできない。仲間にも迷惑がかかる」
マンイーター「……君たちがこの姿へなってしまった時は教えてやる」ニヤ
女勇者「勘弁してくださいよ…!」
魔剣『ねぇ、結局お前なんなのさ。僕の事一方的に知ってそうな感じ』
マンイーター「時が来たら、教えよう」
マンイーター「それではな。私はこの無限の霧の中を航海し続けるとするよ」
マンイーターは移動の呪文を唱えた!
魔王たちは幽霊船の甲板へ飛ばされる!
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