過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/01/26(木) 21:28:48.90 ID:sVgNsM8l0
船
幽霊船は霧と共に、すぅっと消えてしまった。
海は元通り! 快晴になった!
船長「アンタらのおかげだよー!」
僧侶「いえいえ」
僧侶(むしろ、私たちのせいでもあったのだけれどね…)
船長「約束通り船の往復料金をタダにしようじゃないか。ガハハッ」
僧侶「っし!」
盗賊「あさましい……」
魔剣『霧が晴れたら急に良い天気だねぇ』
魔王「もう少し、霧で何も見えないといった状態を楽しむのもよかったである」
女勇者「私は懲り懲りですよ…幽霊相手じゃ剣も効かないし…」
盗賊「俺もああいう類を相手にするのは勘弁だぜ…」
魔王「しかし、アンデットどもはあの類に含まれぬのか?」
盗賊「アレはまた違うだろうが。幸い、まだ実態があるしな…」
魔王「ふむ……」
〜
女戦士「私たちは普通の殺し方では死なない」
〜
魔王「あやつもどうにかすれば、昇天させる事が可能なのだろうか」
女勇者「何の話ですか?」
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