過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/01/30(月) 03:06:23.33 ID:vIG2rZUn0
一方そのころ・・・
王都・酒場
戦士「そうか、わかったよ! ありがとう」
「気にすんな。にしても勇者なんか探してアンタ何してんだい?」
戦士「ちょっとなぁ〜。内緒だ」
戦士「いやー、それにしても町中勇者の話題で凄いもんだな」
「ああ、なんでも偽勇者がいたってわかったらしいからなぁ」
戦士(もうあのヘンテコ勇者がその辺りで動き始めてたのか)
「しかもだよ。その偽勇者ってのがどうも魔王だって風の噂で聞いたりしてて…そんなバカな話があるかってな!」
戦士「ま、全くだよなぁ! あっはっはっ…は、はぁ……」
戦士(勇者殿。アンタ、今結構マズイ事になってきてますぜ……)
戦士「」チラ
―偽勇者現る! この顔にピーンときたら、すぐに王国騎士団に連絡を!―
戦士「う、あぁぁ…全然似てねぇなコレ!? 勇者殿こんな顔じゃねー!」
「は、え?」
戦士「あ、こっちの話ね。こっちの話……」
―伝説のヒットマン脱獄! 見かけたら刺激しない様にしてすぐに自警団へ!―
戦士「それよりこっちの方がヤバそうじゃね?」
「あー、そっちかー。そいつもな、そうだよな」
「……噂だけ聞いたんだけどよ、そいつって変な趣味があるらしくて」
戦士「ふーん?」
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