過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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245: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/02/11(土) 03:18:20.50 ID:+A+iyHma0
魔剣『それじゃあ話もまとまった事だしー、早く出ちゃおうよ』

魔王「言われんでもそうするつもりである。おう、そこに転がっておる小娘は貴様らで運べ」

盗賊「てめぇで気絶させておいて……チッ」

僧侶「では勇者様。お願いします」

魔王「むんッ」


ガッキ〜ン


僧侶「……んん?」

魔王「〜……!」ビリビリ

魔剣『あれれ!?』

魔王「貴様ァ! 壊せるのではなかったのかー!!」

魔剣『壊せるはずだよー! 何でどうして!?』

親方「無駄さ。その剣で壊せるわけがない」

盗賊「お前……!」

魔王「どういう事だ。妙な仕掛けをしたのではないであろうな」

親方「貴殿が所持するその剣は悪そのもの。洗礼された物を傷つける事は不可能ということ」

親方「ま、わかるまいな」

魔王「ではさっさとここから出すのだ!」

親方「はっはっはっ…滑稽な」

親方「……さて、貴殿らは今から移動してもらう事になったよ」

盗賊「移動? 何企んでやがる」

親方「王都へ送らせてもらうのだ。ふふ、貴殿らは今偽勇者一味としてすっかり有名らしいよ」

僧侶「偽勇者一味って、待ってください! 私たちは本物の…」

盗賊「…やられたな。恐らくあの偽勇者に手を打たれた」


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