過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
↓
1-
覧
板
20
278
:
◆KzQg0Q/KK6
[sagesaga]
2012/02/15(水) 16:18:15.24 ID:UY7nGzXo0
王の間
大臣「陛下、例の偽勇者どもの件ですが」
王「聞いている。今はそのまま牢へ幽閉しておくのだ」
大臣「罰については?」
王「3日後までに決議を出せばよい。そう焦るな」
王「それよりも我が気になる事は、彼奴が魔王だと噂されている事よ」
大臣「所詮は巷で広がった話です。信憑性の欠片もない」
大臣「まさか私たちで真偽の確認を取る事などは不可能に等しいでしょう」
王「うむ」
騎士「簡単な話では。偽勇者に直接尋ねればよいのです」
大臣「貴様! 騎士風情が! 我らに意見するなよ!」
王「よい、気にするな……。それより、直接尋ねたところで何になるという?」
王「彼奴は勇者を語って偽りの身分を手にしていた身。その様な者が真の事を語ってくれると思うかね」
騎士「いや! 陛下の手前、再び偽る事なぞあり得ませんぞ」
騎士「私が仮に偽勇者の立場だとすればなおさらそうとしか…ッ!」
王・大臣「〜……」
大臣「頼む、貴様はさがっていてくれ…話が拗れるわ…」
騎士「いやいや何を!」
王「さっさと下がれ…」
騎士「お、お待ちくださ! へ、陛下っ! ちょ待てよ!? お、おいィ? まだ話は…」
騎士は兵士たちに連れていかれてしまった。
大臣「あやつは腕は立つのです…しかし、どうも脳筋と言うべきでしょうか」
王「ステータスを振り誤ったというのか、あの騎士は」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
994Res/685.15 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1326827615/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice