過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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357: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/02/20(月) 15:56:14.46 ID:TJRJ/Fio0
僧侶「女勇者さんに何とかして追いつかなきゃ…」フラフラ

盗賊「僧侶、無理するな。せめて自分に回復を」

僧侶「先程の騎士が追いかけてきているかもしれないのに、そんな詠唱する暇はないです」

僧侶「それにこれぐらい何ともありませんからっ」

盗賊(んなわけあるか…。手負いの俺の肩まで担いで歩いてるんだ)

盗賊(さっきの一撃といい、消耗し切っている)

盗賊「いいか…まずは俺をここに降ろしていけ、僧侶…」

僧侶「は!?」

盗賊「このまま2人でのろのろしていちゃ助かる方も助からん」

盗賊「お前はこのまま女勇者と合流して、あの化けもんを撒いてから何処かへ隠れているんだぜ…」

僧侶「バカな事を仰らないでください」

僧侶「私に気を使わなくていいから、早く逃げましょう。止まらないで…!」

盗賊「しかしだな…」


『Yoooo〜〜〜〜〜Hoooo〜〜〜〜〜……』


僧侶・盗賊「!」

僧侶「足止めを、もう!?」

盗賊「俺たちとアイツじゃ力の差がありすぎるんだ。だから僧侶」

僧侶「ダメですっ!!」

僧侶「……追ってくるというのなら、倒すまでの必要はありません」

僧侶「追えなくさせればよいのですよね」

盗賊「は?」


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