過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その2
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80: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/01/24(火) 23:06:13.27 ID:pDgSjIuz0
宿


女勇者「今日はもう休むんですか?」

僧侶「ええ。それに、今出発しても女勇者さんが大変でしょう?」

女勇者「あ、えっと」

盗賊「無理されても困る。ていうかお前の性質上絶対無理したがるだろう」

女勇者「バレてました…?」

魔王「バレる以前の問題よ。全く、なぜ新入りのこやつに全て合わさねばならんのだ」

僧侶「まぁまぁ、これから旅を共にする仲間になるんですし」

魔王「いつかバックれるやもしれんぞ!」

盗賊「バイトじゃねぇんだから…」

女勇者「なんだか色々すみません。私なんかのために」

盗賊「お前はまず体を休めろ。それが俺らへ対する礼儀みたいなもんになるぜ」

魔剣『どうしてー?』

盗賊「無理されるってのが一番最悪な行為だ」

女勇者「し、師匠〜……」

女勇者「わかりました。全力を持って休息を取ります!」

僧侶「では、お風呂に入ってきてはいかがでしょう? 汗を流すと気分も良くなれます」

魔王「そういえば貴様。風呂にいつからか入っていないとか申しておったなァ」

魔王「どおりで臭ェわけだ!!」

女勇者「えっ!?」

女勇者「……くんくん」

僧侶「く、臭くないですよ! 大丈夫ですから!」

盗賊「てめぇにはデリカシーってのはねぇのか」

魔王「どっかにポイしてきたわ」

魔剣『ポイ捨て良くないよ?』



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