過去ログ - 御坂「とらっ!」一方通行「ドラァあああっッ!!??」食蜂「そのにっ☆」
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63: ◆Mx7XGp.7IA
2012/01/23(月) 21:13:48.48 ID:c6hEQt0v0

幸い目の前の二人は、喧嘩に夢中でこっちの様子に気づいていないらしい。今が期であろう。


「トイレ」


短く用件だけを告げ、一方通行は席を立つ。


ここにいても仕方がないのは分かっている。気に入らないが、この場は奴の言葉に従おう。


「このクソ面倒くさい事態について、納得のいく説明をしてもらわねェとなァ」


席を立ち、男子トイレに向かう。上条当麻は壁に背を預けて立っていた。


「おう一方通行!わざわざ悪いな!」


「さァて、納得のいく説明をしてもらおうかなァ?説教クソ野郎ォ……!」


女二人のケンカに巻き込まれるのが嫌だったというより、一方通行は他人の掌の上で踊るのが気に食わなかった。生来プライドの高い男だ、当然の話である。


「はい!?お、落ち着け!上条さんがお前をここに呼んだのはわけがあってだな!?操祈のことだよ操祈!あ、あいつのことどう思った?」


一方通行の殺人(そのままの意味で)スマイルに気圧された上条は、言い訳めいた様子で続けた。


「はァ?どォもこうもねェよ。つゥか、オマエとあの性悪女に何の繋がりがあるンだよ。またどこかで引っ掛けた訳ェ?」


「おいおいおい、上条さんがモテるみたいな言い方するのやめろよー。」


[ピーーー]ぞクソボケ。


「そうか……性悪、か。あいつ、お前にどんな態度とってきた?」


「バカみたいに俺に媚びへつらってきたなァ。お生憎サマ、砂糖臭ェツラは俺には通用しねェよ」


当然な、と、しれっと一方通行は言い放った。


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