過去ログ - 御坂「とらっ!」一方通行「ドラァあああっッ!!??」食蜂「そのにっ☆」
1- 20
69: ◆Mx7XGp.7IA
2012/01/23(月) 21:25:54.62 ID:c6hEQt0v0




                               ◇






その日は良かった。その日だけなら問題はなかったのだ。


「嫌な顔見たわ……ていうか、アレがアイツの幼馴染とか……」


御坂はブツブツうっとおしかった。本当にうっとおしかった。しかしそれだけだった。


愚痴も帰り道に一通りこぼし終えたようで、夕飯の時間にはすっかり機嫌を直していた。


「ま、ウチの学校に来るってわけでもないんだし、忘れちゃえばどうってことないわ」


「……」


おい、それは死亡フラグってやつじゃァねェのか?という台詞を一歩のところで飲み込む一方通行。


彼女との事情が軽く気になったのでさりげなく尋ねてみると、


「別に私が何かしたからという訳でもないのに、いちいち突っかかってくるのよ、あの女」


とかなんだか言ってお開きになってしまった。


どうやらあまり思い出したくないことらしい。


そんなこんなで次の日、嫌な予感というものは総じて当たるものなのであった。






「食蜂操祈でぇす☆ちょっと事情があって転入してきましたっ♪よろしくおねがいしまぁす!」


キラっ、という効果音が聞こえてきそうなほど眩く、常人とはひどくかけ離れた華々しさを帯びた笑顔。


鼻につかないレベルに抑えた天真爛漫さは、単に無邪気という範疇では収まらないだろう。


あまりにぶっ飛んだ天然という人物など滅多に存在しない。それをわきまえつつ、最低限現実を見据えた人物という、誰の鼻にもつかない人物を演じているようにも見える。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
279Res/174.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice