過去ログ - 勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」妖狐「その2じゃな」
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/20(金) 21:47:48.05 ID:DAkuUr1Q0
戦士はちょっとずつ後退しながら魔人に攻撃して挑発する。
魔人「ぐおおぉおぉおおお」
戦士「今らっちょ!」
勇者「変な掛け声だな」
魔人が魔法陣に入ったとたん戦士が叫ぶ
魔法使い「よくやったよ」

-彼のものの儀式に成功はない-

魔法使いが歌うように"詠唱"する

-幻想は夢に、魔法は妄想に、想像は現実に還れ-

その唄に合わせて魔法陣が光る

-狂気に包まれた世界に産まれ、堕ちたものよ。今その儀式を解こう-

-時計の針は巻き戻され、世界は逆さに回るだろう-

-さぁ、その儀式の跡をたどり零に戻れ-

-帰るのだ元の混沌へ、還るのだ岩と土に-

-岩で作られし人形よそなたに命は"ない"ここに存在を否定しよう。貴様は"いない"、ただの岩だ-

力強い「いない」という否定とともに魔人は崩れ去った。

勇者「すげえな、なんだ今の」
魔法使い「儀式逆行術式だよ。簡単な儀式なら消せる。・・・ただ成功するのは初めてだね。なんだか不思議な気分だ」

「それでも私の"子"を敗ったことは確かよ。」クスクス

魔法使い「・・・魔女ね」

魔女「その通りよ。奥に入って来なさい。"私"が待っているわ」
魔女の声は洞窟全体から響いているような不思議な声だった。
勇者「行くか?」
魔法使い「当たり前」
魔法使いが一本道となっている洞窟の奥をキッと睨みつける。
歩いていくと部屋があった。
洞窟内にしては広く綺麗な部屋だった。

部屋の情景
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