過去ログ - 勇者「行動考えるのが面倒になったから安価のみで冒険しにいく」妖狐「その2じゃな」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/01/20(金) 23:25:14.76 ID:DAkuUr1Q0
リリィ「いい匂い・・・」
部屋はお菓子で出来ていた。クッキーのたんすに綿飴のベッド絨毯も壁も天井すらも可愛らしくお菓子でデコレーションされていた。
ジェリービンズや金平糖を使った壁紙、ハウスウェアで作られた机や飴でできたイス、とにかく全てが美味しいお菓子で出来ていた。
そしてところどころにぬいぐるみや人形が置いてあった。もちろんそのぬいぐるみをお菓子で出来ており、目はジェリービーンズだったり金平糖だったり、鼻や口がクッキーだったりしている。
そして部屋の真ん中に唯一人間の等身大の女の子の人形が置いてあった。
人形?いや・・・これは

「その通り、人間じゃないけど人形でもないわ」

その言葉とともにお菓子のぬいぐるみたちがいっせいにこちらを向く
魔法使い「ようやく会えたね。魔女」
魔女「初めまして、私は魔女よ。・・・混沌の魔女」クスクス
人形・・・いや、魔女が立つ
年齢は分からないけどかなり幼い、人間離れしているほど透き通った白い肌、顔は幼いのに表情はかなり大人びている。
黒と白で彩られたゴシックロリータ調の服を着ており、どこか理解が不能な雰囲気を帯びている。
しかし、その顔は、表情や雰囲気こそ違うものの一瞬だけしか見れなかったあの盗賊をさらっていった少女に驚くほど似ている。
魔女「どうしたの?私に聞きたいことがあったんじゃなかったのかしら?」
色々と驚いて黙っていた俺たちに魔女が問いかける。

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