過去ログ - ダンテ「学園都市か」【MISSION 10】 -SS速報VIP

過去ログ - ダンテ「学園都市か」【MISSION 10】

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555:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:26:37.82 ID:mXbgQFH4o

風斬『―――あッくッ―――！』

浮遊城塞を覆う無数の爆轟、その衝撃と炎の威力は直撃を免れたとしても猛烈。
余波で翼の表面がはぎ飛ばされ、皮膚には焼ける痛みが一面に走っていく。

以下略

556:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:28:31.34 ID:mXbgQFH4o

頭では無意味だとわかっていたも、
一方通行の手によるものがあるという点に、漠然と縋る心理的要素によるものだろう。

風斬達は下にある、あの『黒き蓋』へと向かった。

以下略

557:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:30:33.40 ID:mXbgQFH4o

風斬『―――ああッ！！』

次の瞬間には彼の左腕は肩から消え去り、
胴鎧も左半身が砕け、翼の幾本かも根こそぎ焼き飛ばされていた。

以下略

558:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:31:49.58 ID:mXbgQFH4o

巨大な鉤爪を有した黒と金の天使、艶かしい雰囲気のある女性型の天使、
そして虚数学区でも見た十字槍を持つ巨大な天使などがずらりと100体以上、
100mほどの距離をおいてこの黒き地に立っていた。

以下略

559:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:33:19.47 ID:mXbgQFH4o

風斬『……』

しかしそう無言の啖呵を切る一方で、彼女は恐怖と未練に苛まれていた。
眼前に迫る死と、使命を果せなかった後悔、この現実世界との別れ、そして――――――

以下略

560:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:35:32.28 ID:mXbgQFH4o

その直後。
テンパランチアの一声により、周囲の上級三隊の者達が一斉に動き、
三者に飛びかかる―――ところだったのだが。

以下略

561:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:38:24.47 ID:mXbgQFH4o

かのテンパランチアさえも、彼の帰還にはいささか驚いている様子。
そこに生じた僅かな隙を見逃さず、上条当麻はすぐに動いた。

以下略

562:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:40:41.20 ID:mXbgQFH4o

凄まじい激音と共にヒビが走り、
蓋全体が爆風に割れるガラスの様に砕け飛んだ。

それとほぼ同時に風斬が皆を引っ張り、

以下略

563:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[saga]
2012/03/22(木) 03:45:37.02 ID:mXbgQFH4o

上条「―――心配するな！！大丈夫だ！！」

だが上条は自信たっぷりにそう叫んだ。

以下略

564:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(青森県)[sage]
2012/03/22(木) 03:46:16.08 ID:mXbgQFH4o
今日はここまでです。
次は日曜に。

565:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/03/22(木) 03:52:14.36 ID:jmKig6xa0
ピュアプラチナ展開だな
乙

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