過去ログ - 勇者「世界救ったら仕事がねぇ……」
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11: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:34:58.71 ID:whtp64qHo
勇者「おおー、これは戦士の名前入りワイン」

戦士「生産者の名前を出すってのが流行ってるらしい。つっても、俺はワインなんか作ってないんだけどなぁ」

勇者「じゃあ、何したんだよ」
以下略



12: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:35:42.22 ID:whtp64qHo
戦士「そういや、何かあったのか?」

勇者「ん?」

戦士「久しぶりにやってきたから、何事かと思ったからさ」
以下略



13: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:36:23.64 ID:whtp64qHo
戦士「……なんだなんだ、何かあったのか」

勇者「いやー、実はな。世界が平和になったせいで、仕事がな……」

戦士「あん?」
以下略



14: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:36:52.96 ID:whtp64qHo
勇者「とにかく、仕事がない。マジで、ない」

戦士「いやしかし、褒美だってもらっただろ?」

勇者「もらったけど、あれでごろごろしろってか?」
以下略



15: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:37:24.78 ID:whtp64qHo
勇者「なんだよー、あんな巨乳でかわいい奥さんまでいてさー」

戦士「ば、バカ。それにああ見えてじゃじゃ馬なんだぞ、あいつ」

勇者「巨乳幼馴染でツンデレ妻とかいい加減にしろよ!」
以下略



16: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:38:00.73 ID:whtp64qHo
戦士「大体、俺みたいなやつより、僧侶とか賢者とかに聞いたほうがいいんじゃないのか」

勇者「……」

戦士「奥さんで言うなら、あの二人なんかお前に気があったと思うし」
以下略



17: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:38:51.76 ID:whtp64qHo
勇者「だから、このワインみたいにさ、ここで勇者ブランドをつくって、売り出すんだよ」

戦士「いやお前、この村に住むってことか?」

勇者「そりゃそうよ! 農業なんて初めてだな〜」
以下略



18: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:39:28.06 ID:whtp64qHo
勇者「……」

戦士「冒険者だってちゃんと計画立てるだろうに、薬草の数が足りなくて死に掛けたことも覚えているぞ俺は」

勇者「あ、あの時は、武器がどうしても欲しくて」
以下略



19: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:40:04.36 ID:whtp64qHo
隣国。

勇者「結局、戦士にゃ仕事を紹介してもらえなかった」

勇者「こうなったら僧侶さんだ」
以下略



20: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:40:58.69 ID:whtp64qHo
教会。

神父「……そうですか、僧侶にお会いしたいと」

勇者「出ていったって、何があったんですか?」
以下略



21: ◆WPwc2pN1N6[sage saga]
2012/01/23(月) 22:41:32.88 ID:whtp64qHo
神父「他国では、わが教会と関わらない土地もある。そのようなところで、孤児院や作業場などを作ろうとすると、その承認や手続きのため、大変な苦労が必要なのです」

勇者「はぁー、なるほど」

神父「教会から他国に口を出すなどすれば、大変なことになりましょう」
以下略



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