過去ログ - 勇者「世界救ったら仕事がねぇ……」
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767: ◆WPwc2pN1N6[saga sage]
2012/02/29(水) 19:20:55.23 ID:ayPDxEAdo
南大臣「事実だ。彼らは魔王軍として規律に基づき行動していた」
南大臣「我々が魔物にしばしば敗れたのは、彼らの士気の高さ、指揮能力の高さによる。もちろん、身体能力それ自体も大きかったがな」
南将軍「しかし、勇者殿に魔王は敗れた!」
南大臣「つまり、人間は勇者がいなければ何もできない愚者に成り果てているのではないだろうか」
侍女「さすがに無理ありまくりっすよ」
南大臣「そうでなくとも、英雄を待望して自身を鍛えない兵士。魔物の襲撃を言い訳に生産能力を落としている農村漁村」
南大臣「人間は勇者の存在のために、意欲を失っている。人間は勇者を乗り越えなければならん」
姫「そのために、魔物と手を結ぶ……と?」
南大臣「魔物は良い契約相手です。合理的に説明すれば、こちらに危害を加えてくることもないのです、姫様」
姫「た、たった今、危害を加えたではありませんか!」
鳥魔物「あれは自己防衛に過ぎませんが?」
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