過去ログ - 文才ないけど小説かく(実験)
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523:青春を見守るもの(お題:夕暮れに河原に面した土手に座る男女) ◆nSDaZEDm5E[sage]
2012/06/11(月) 19:39:28.14 ID:i11jY58AO
「…くっくっ、一足遅かったってことか」
男は笑いながら、そうつぶやいた。
女子学生が男子高生の元を離れていく景色を見ながら、私は「ふふ、10年遅かったわね」と言って息子と手をつないだ。


「また会おう、親友」
「そうね、また機会があったらね。親友」

「お母さん、今の人誰?」
息子は疑惑の目で私を見て、尋ねた。
反対に歩き出した親友を振り向かずに、私は「お父さんよりよく知ってるかも知れない、私の友達よ」と微笑みながら答えた。


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