過去ログ - 杏「桜はいつか散るもの」D.C.UPS
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4: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:25:06.28 ID:NUXA2sMd0
なにか心配事でもあるんだろうか
そう心配するわたしをよそに
茜は延々と思い出話を始めた

時々忘れてしまってることが出てきて切なくなったけど
以下略



5: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:29:37.25 ID:NUXA2sMd0
杏「茜・・・だよね」

茜「え?」

杏「あなた、茜だよね?」
以下略



6: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:32:41.23 ID:NUXA2sMd0
茜「ありがとう」

茜「ちゃんとわたしを感じてくれたんだね」

杏「え?」
以下略



7: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:36:32.89 ID:NUXA2sMd0
茜「わたしは茜じゃないの」

杏「どういうこと?」

茜「わたしは藍・・・茜ちゃんの妹だよ」
以下略



8: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:42:38.06 ID:NUXA2sMd0
杏「茜も枯れない桜に願い事を?」

茜、いえ藍はなにも言わずに頬笑みを浮かべた

杏「やっぱりあったのね、桜の魔法」
以下略



9: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:46:26.94 ID:NUXA2sMd0
杏「いなくなってしまうの?」

藍「うん」

杏「茜はいま、どうしてるの?」
以下略



10: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:50:01.04 ID:NUXA2sMd0
杏「どうにかならないの?」

藍「それは杏ちゃんも良くわかってるはず」

その通りだった
以下略



11: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:54:58.42 ID:NUXA2sMd0
藍「行こう、あの場所へ」

そして、わたし達は歩いている
夕闇に包まれ始めた公園の道
枯れない桜へと続く道を
以下略



12: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 00:59:19.78 ID:NUXA2sMd0
藍「枯れちゃってるね」

杏「うん」

どうして枯れない桜が枯れてしまったのか
以下略



13: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 01:04:52.76 ID:NUXA2sMd0
藍「午前中はね、小恋ちゃんに会いに行ってたの」

杏「そう」

藍「わたしの存在は明かさなかったけど」
以下略



14: ◆1BrjSSUSHI[sage]
2012/01/25(水) 01:10:50.40 ID:NUXA2sMd0
杏「雪月花は四人だったのね」

藍「・・・杏ちゃん」

杏「雪月花が藍色に染まる・・・なかなかいいよね」
以下略



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