過去ログ - 暦「全員のを、揉んでみるか……」
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1:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga sage]
2012/01/26(木) 02:55:42.21 ID:Aj+WU6l50
「……は、はあ?」
羽川が顔を上げた。
季節は夏。
僕が戦場ヶ原に監禁されたり、
ファイヤーシスターズが色々とトラブルを起こしたりした、少し後の話である。
「え? ああ、ごめん羽川。 独り言だよ」
場所は阿良々木家の、僕の部屋。
いつも通り受験勉強の真っ最中である。
そう、僕は真面目な受験生なのだ。
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2:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga sage]
2012/01/26(木) 03:03:33.60 ID:Aj+WU6l50
真面目な受験生らしく勉強はしているけれど、
もしかしたら、無意識に溜まったストレスによって
良からぬ発言をしてしまうことも、たまにはあるかもしれない。
いつだったか、「ツイッターだけはやるな」みたいなことを言われたことがあったなあ。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(茨城県)[sage]
2012/01/26(木) 03:04:28.71 ID:43EGo7wc0
激しく期待してる
4:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga sage]
2012/01/26(木) 03:12:54.52 ID:Aj+WU6l50
「……あー、羽川。 僕勉強しすぎて疲れちゃったよ」
「え?」
「ちょっと八九寺と会ってくる」
5:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga sage]
2012/01/26(木) 03:21:27.99 ID:Aj+WU6l50
「……様子がおかしいのはどう見ても阿良々木くんだよね。 嫌な予感しかしないんだけど」
「だって休憩をとることも効率を上げるにはいい手段だって、羽川が」
羽川翼。
6:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga sage]
2012/01/26(木) 03:33:42.83 ID:Aj+WU6l50
「勉強に休憩は必要なものとして阿良々木くん。 確認するね?」
「ああ」
「阿良々木くんは、八九寺ちゃんに会いに行きます」
7:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 03:38:44.32 ID:Aj+WU6l50
「その時は真っ暗だから流石に会えなかったけどな………」
「うーん。 寝てたのかもしれないね、八九寺ちゃん」
「会いたかったなあ。」
8:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 03:47:59.29 ID:Aj+WU6l50
「頭を撫でたり、ね。」
ものすごく疑ってる羽川さん。
超ジト目。
9:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 04:04:42.43 ID:Aj+WU6l50
「羽川。 僕は小学生と楽しい会話をして癒されたいだけなのさ」
他意はない。
楽しく遊ぶ過程でほんの少し胸を触ったりしてしまうだけなのだ。
僕は真摯な気持ちで訴えた。
10:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 04:19:48.54 ID:Aj+WU6l50
要するに、大人が子供に何かをやった時点で犯罪行為扱いされてしまうのである。
女性の社会的立場が高くなったことや
ロリコンという存在、危険性が世間に知れ渡った結果。
それは、とても正論ではあるのだろうけれど。
11:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 04:29:56.80 ID:Aj+WU6l50
というかさっきから、
羽川と小学生について話していると、頭にノイズが走るんだが………。
僕自身もよくわからない。
よくわからないが……………
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(兵庫県)[sage]
2012/01/26(木) 04:32:26.82 ID:Zl6v+Ifd0
支援
13:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 04:40:01.33 ID:Aj+WU6l50
まあいいや。
「とにかく羽川、そういうことなんだよ」
「えっと………どういうことなの?」
14:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 04:58:29.02 ID:Aj+WU6l50
羽川は僕の目を見ずに
「信用するよ。 阿良々木くん、治らないもんそういうところ。」
いつも通り丁寧な口調だったけれど、投げやりにそう言った。
15:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 05:08:29.41 ID:Aj+WU6l50
「ああ―――、そういやお菓子をもらったとか親が言ってたなあ、ちょっと持ってくるよ」
「え? 気持ちはありがたいけれど、いいよそんな。」
「お茶も入れてくる。 休憩、休憩。 でっかいほうの妹に任せると危なっかしいんだよなー」
16:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 05:15:01.32 ID:Aj+WU6l50
「阿良々木くんがそう言うのなら………、いただこうかな。」
羽川が姿勢を緩める。
「ああ、あいつらと仲良いだろ? ゆっくりお茶していけよ。」
17:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 05:24:35.42 ID:Aj+WU6l50
「え? 兄ちゃんがそんなこと言ってたの? 私がお盆を頭に載せてお茶を運ぶ?」
「まさかぁ。 いやいや、できるよもちろん。 それくらい朝飯前だって」
「実戦担当だからね。 ボディコントロールも重要だし、初歩だよ初歩。」
18:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga]
2012/01/26(木) 05:33:28.17 ID:Aj+WU6l50
「え? 兄ちゃん?」
「ああ――、なんか、『羽川がお前たちと話したいらしい』とか言ってたけど」
「え? 言ってない? 変だなあ………」
19:まどちくび ◆W8J6cxD/Bs[saga sage]
2012/01/26(木) 05:34:23.85 ID:Aj+WU6l50
今日はここまでです。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/01/26(木) 05:37:58.49 ID:xOXPN1PFo
おつ
期待してるよ!
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/01/26(木) 08:10:21.90 ID:ut5zPn/Io
楽しみだがお前の名前はツッコミ待ちかそれ
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