過去ログ - サラリーマンは絶対絶命
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6: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 14:26:54.38 ID:dElRe41H0
冷や汗を垂らしながら一人ごねる。

初めてこのボタンを見たのは確か小学生のときだった。

「ねぇ、おしていい?」
以下略



7: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 14:32:35.66 ID:dElRe41H0
”今ならやれる”

そんな気がした。
しかし、同時に今だからこそやってはいけない。
周りの視線が気になった。
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越)[sage]
2012/01/28(土) 14:32:51.20 ID:R2pR/IAAO
赤いボタンを〜知ってるか〜


9: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 14:43:08.07 ID:dElRe41H0
このボタンを押せば私の願いは遂げられるのだろう。

しかし、それはサラリーマンとしての破滅も意味する。

*破滅*
以下略



10: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 14:51:28.75 ID:dElRe41H0
<<緊急時に押してください>>

ほら、ボタンも私に呼びかけているではないか。
押してしまえばすべてが楽になる。
押した後のことは、押した後に考えればいいじゃないか。
以下略



11: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 14:52:18.38 ID:dElRe41H0
<<緊急時に押してください>>

これはもはや誘惑ではない。

許可だとおもって良いのではないだろうか。
以下略



12: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 15:11:18.51 ID:dElRe41H0
もしもだ、同僚10人にこの話を相談したら
10人とも「馬鹿なことは考えるな、押してはいけない」と答えるだろう。

「かしこいな、君たちは」

以下略



13: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 17:01:55.31 ID:dElRe41H0
中学生の頃だ。
はじめてデートらしいデートをした。
なんてことはない、近所で一番大きな街へ行き、映画をみたのだ。

「初恋は成就しないんだって」
以下略



14: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 17:43:49.30 ID:dElRe41H0
それからも度々遅い来る”誘惑”を退けてきたわけだが、
今度の”それ”は今までの”それ”とはわけがちがう。

世間の荒波に揉まれ、人並みに揉まれ、それは増大していく。

以下略



15: ◆4ju.P/ZMLzJB
2012/01/28(土) 17:45:47.06 ID:dElRe41H0
ベルと軽快な音楽。

ドアが開いた。

私は走る、ひたすら走る。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/01/28(土) 19:36:00.16 ID:Z8G7Zhy60
元ネタわからん、オリジナル?この先読まないとよくわからぬ。期待してます

>>8 ゴーショーグン懐


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