過去ログ - ???「安価の力で世界を再構築します」主人公「…」
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???
◆MrqBjg1zoo
[sage saga]
2012/02/03(金) 13:35:20.62 ID:c9IbPACuo
幼女「解決…ということは何か手がかりがあるんですか?」
行商人「いえ、残念ながら違うわ。私も幼女ちゃんの記憶喪失の謎を解明して幼女ちゃんとチュッチじゃなくて幼女ちゃんに感謝されたいのは山々なんだけどね」
幼女(…どこまで本気なんだろう?)
行商人「おそらく、この事件は今の私達が解決できるような問題ではないわ」
そう言うと行商人はソファーの後ろの本棚からゴソゴソと本を取り出す。
そして、あるページを開けて幼女に見せた。
行商人「幼女ちゃんが会った精霊はこれで間違いないわよね?」
幼女「はい、このビー玉みたいな精霊で間違いないです」
行商人「この精霊はね…森の奥深く、それも毒素のない森の奥深くにしか存在しないのよ」
幼女「え、でも…」
行商人「そう確かにいた。いるはずのない精霊がいた、そこにあなたが都合よく落ちてきた…そして精霊の助けを得て森を抜けた…幼女ちゃん、あなた、もし精霊がいなかったら森を抜けることが出来たかしら?」
幼女「たぶん、無理だったと思います…」
行商人「そう、まさにそれなのよ。精霊、そして私、まるで記憶喪失のあなたを助けるかのように駒が揃えられている。もしこれが偶然じゃなければ…こんなことが出来るのは神しかいないわ」
幼女「神様って…そんな大げさな…」
行商人「大げさかもしれないわね。でも、確かなことはあの精霊が森に存在していないことを知っていた私が今まで思い出せなかったことと、じきにあなたの精霊の経験が消えることよ」
行商人がそう言った瞬間。
幼女の頭から何かが抜け落ちたような感覚がした。
一瞬、何が失われたのか分からなくなるが、幼女はすぐに理解する。
幼女(…精霊の経験が消えた)
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